説明
鮮やかな色合いとぽってりしたデザインが特徴の、琉球ガラス。
盛んに作られるようになったのは戦後のことです。アメリカ基地に勤める軍人やその家族から注文が増えたために、軍施設から出たコーラやビールの空き瓶を溶かして再利用することを思い付き、色ガラス製品が作られるようになりました。
厚みがあって、黄や青など色合いが多彩で、気泡が混入しているのは、再生されたガラスを使っているためです。沖縄では琉球ガラスに泡盛を注いで飲む機会が多いため観光客の目にとまり、土産物としても人気を集めました。
現在ではアートとしても注目されており、新たな材料や手法を駆使した作品が続々と誕生しています。一つひとつ微妙に異なる色やカタチ、底部の吹き口の跡などは手作りならでは。急激な温度変化によって生じた細やかなひびは貫入と呼ばれ、高級ガラスとされています。
■商品情報
●グラス(約高さ9×口径11cm、容量約400ml)/ソーダガラス
●日本製
●箱寸法/約12×12×10cm
■コメント
※材質の特質上、ガラスの内部に小さな気泡がみられる場合があります。
※手作り品の為、色・柄・サイズが多少異なる場合があります。