説明
錫(すず)100%の特性であるやわらかさを活かし、リング状の部分の形をアレンジして花を生けることができる一輪挿し。
錫は抗菌作用があるため、水が傷みにくく花が長持ちするといわれています。また、ペンホルダーや歯ブラシ立てなど、様々な生活シーンでご使用いただけます。
■商品情報
●フラワーベース(約高さ3×幅7.3×奥行18cm)×1/錫100%
●総重量約200g(箱入)
●日本製●箱寸法/約3.9×8.7×19.7cm
■コメント
※手作り品の為、サイズが多少異なる場合があります。
その花らしい咲き姿を。”曲がる”一輪挿し
錫(すず)100%の特性を生かし、飾る花のかたちやサイズに合わせて、自由自在に曲げることができる一輪挿し。
3つのリングがついた特徴的なデザインはプロダクトデザイナー 梅野聡氏のデザインで、「花の位置を決めるためにワイヤーで固定したり剣山を用いたりすることなく、手軽に花を固定して調節することができたら良いな」というアイディアから生まれました。
「投げ縄」を意味するLASSO(ラッソ)という商品名のとおり、リングでお花をキャッチして、ここ!という位置を簡単に決めることができます。大きな花も小さなつぼみも、自分自身が思い描く理想のかたちに演出します。
"曲がる" ひみつ
自由自在に曲がる一輪挿しの秘密は、素材である”錫”にあります。
通常は仕上げ加工をしやすくするため、他の金属材料を加えて硬くしますが、能作の錫はそれらを一切含まない純度100%。
100%の錫は非常にやわらかく手で容易に曲げることができます。
曲げる時にピキピキという高い音がしますが、これは錫の分子が擦れ合う音で「錫鳴き」と呼ばれています。
錫と人の歴史は古く、紀元前1500年ごろの古代エジプト王朝ではすでに道具として用いられていたと推測され、日本でも正倉院に錫製の宝物が収められています。
また、「錫の器にいれた水は腐らない」「お酒の雑味が抜けてまろやかになる」といわれ、抗菌作用があり酒器や茶器の材料に良く用いられています。
”錫”は、まさに一輪挿しにもぴったりの素材なんです。
"伝統と革新" 能作のあゆみ
1916年(大正5年)、富山県高岡市にて鋳物の製造を開始した能作。
高岡市は加賀藩主 前田利長の時代に、この地に鋳物師(いもじ)を招き入れ、以降、地場産業として発展してきた背景があります。
能作は地域に根付いた技術を生かし、インテリア用品やテーブルウエア、医療部品の分野へも展開。
高いクオリティーと柔軟なアイディア、そしてスタイリッシュな意匠で、日本のみならず、世界中の人々を魅了しています。
とっておきの一輪には、とっておきの一輪”挿し”を
お花を一輪挿すだけで完成する一輪挿しは、初心者や一人暮らしにもおすすめです。
また、LASSO(ラッソ)はペンホルダーとしてワーキングデスクに置いたり、歯ブラシホルダーとして洗面台に置いてお使いいただけます。
部屋にお花を飾ることで、空間に彩りを添えるだけでなく心を癒してくれるリラックス効果もあります。
様々なかたち、色、香りがある中で部屋のイメージに合うお花や
季節、思い出を感じられるお花…あなただけのとっておきの一輪をLASSOに生けて、こころはずむ花のある暮らしを楽しんでください。